お役立ち
【お役立ち】水道水の硬度とお肌・髪への影響
いつもナカソネ住設の公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。広報の宮田です。
私たちが日常的に使用している水道水。その中にはさまざまな成分が含まれていますが、その一つに「硬度」と呼ばれるものがあります。水道水の硬度とは、水中に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルの量を指し、これが多いほど「硬水」、少ないほど「軟水」と呼ばれます。
実は、この硬度が私たちの肌や髪にどのような影響を与えるのか、あまり知られていないこともあります。今回は、水道水の硬度が肌や髪にどんな影響を及ぼすのかを詳しく解説していきます。
硬度が高い「硬水」の特徴と影響
硬水はカルシウムやマグネシウムを多く含む水で、地域によって硬度に違いがあります。硬水の特徴としては、石けんが泡立ちにくいことが挙げられます。これは、硬水中のカルシウムやマグネシウムが石けん成分と結びつき、石けんカスを形成するためです。この石けんカスが髪や肌に残ると、以下のような影響が考えられます。
肌への影響
石けんカスが肌に残ると、毛穴を詰まらせたり、肌を乾燥させたりすることがあります。特に敏感肌の方にとっては、硬水の影響で肌のバリア機能が弱まり、かゆみや炎症を引き起こすこともあります。
髪への影響
硬水で洗髪すると、髪の表面に石けんカスが残り、髪がゴワゴワしたり、ツヤがなくなったりします。硬水の影響を受けると、髪が絡まりやすくなり、スタイリングが難しくなることもあります。
硬度が低い「軟水」の特徴と影響
軟水は硬水に比べてミネラル含有量が少なく、石けんの泡立ちも良いため、洗顔や洗髪に適しています。軟水は日本の多くの地域で利用されており、肌や髪に優しいとされています。具体的な影響としては以下の通りです。
肌への影響
軟水は石けんカスが残りにくく、肌をしっかりと洗い流すことができます。そのため、肌がしっとりとしやすく、特に乾燥肌の方には向いています。また、敏感肌の方でも軟水であればトラブルが少ないことが多いです。
髪への影響
軟水で洗髪すると、髪が柔らかくなり、指通りが良くなります。髪に残る石けんカスも少なく、髪に自然なツヤを与えることができます。軟水で洗うことで、髪が滑らかになり、髪のダメージも抑えられるというメリットがあります。
水道水の硬度による日常ケアの工夫
日本は、47都道府県665の地点を調査した結果によると、日本全国の水道水の硬度平均は48.9mg/Lです。 世界保健機構(WHO)では、硬度120mg/L未満を軟水、120mg/L以上が硬水と規定されているため、日本の水道水は軟水に分類されます。
しかし、海外に行った時など、訪れた地域の水が硬水であった場合、肌や髪への影響を最小限に抑えるためにいくつかの対策を講じることができます。
シャワーフィルターを使用する: 硬水を軟水に変えるシャワーフィルターを取り付けることで、肌や髪への影響を軽減することができます。特に敏感肌や髪が傷みやすい方にはおすすめです。
保湿ケアを徹底する: 硬水による乾燥を防ぐため、入浴後はしっかりと保湿ケアを行いましょう。顔や体には保湿クリーム、髪には保湿効果のあるトリートメントを使用することで、乾燥を防ぎます。
硬水対応のシャンプーやボディソープを使う: 一部のシャンプーやボディソープは、硬水に対応した成分が配合されています。これにより、石けんカスが残りにくくなり、肌や髪への負担を減らすことができます。
まとめ
水道水の硬度は、私たちの肌や髪に大きな影響を与えます。硬水の影響を受けやすい方は、フィルターやケアアイテムを上手に活用して、肌や髪を守る工夫をしましょう。一方で、軟水を使用している地域では、日常的に優しいケアを続けることで、健康な肌と美しい髪を保つことができます。水の硬度を理解し、それに応じたケアを行うことで、日々の生活がより快適に、そして美しさを保つ手助けになります。
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