お役立ち
【お役立ち】お風呂に発生するカビの種類とおすすめの掃除・予防方法
いつもナカソネ住設の公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。広報の宮田です。
お風呂場で発生するカビに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。特に湿気が多い場所では、カビがすぐに繁殖しやすく、見た目にも健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
しかし、正しい掃除方法と予防策を実践すれば、カビの発生を抑え、清潔なお風呂場を保つことができます。
この記事では、お風呂のカビ取りに効果的な掃除方法と、カビを未然に防ぐためのポイントについて詳しくご紹介します。日々のお手入れにぜひ役立ててください。
お風呂で発生するカビの種類
お風呂で発生するカビにはいくつかの種類があり、それぞれ特徴や対処法が異なります。
最もよく見られるのが「黒カビ」(クロカビ)で、湿気が多く、換気が不十分な環境で繁殖しやすいです。特にタイルの目地やゴムパッキン、シャワーヘッドの周りなどに黒い斑点として現れ、見た目が不快であるだけでなく、放置すると壁や床に根を張り、除去が難しくなります。黒カビはアレルギーや呼吸器系の問題を引き起こす可能性もあるため、早めの対策が必要です。
次に、「赤カビ」(ロドトルラ)です。赤カビは、その名の通り赤みを帯びた色が特徴で、湿った場所や石鹸カスが溜まりやすい箇所に発生しやすいです。主に浴槽の縁や排水口周りで見られることが多く、見た目はそれほど脅威には感じられないかもしれませんが、放置すると他のカビや細菌の繁殖を助長することがあります。
これらのカビは、お風呂場の衛生状態や空気の流れが悪いと発生しやすくなります。カビの種類を知り、その特性に合わせた掃除や予防方法を取り入れることで、清潔で快適なお風呂環境を保つことができます。
▼ 「お風呂の換気扇は24時間つけっぱなしにするのが基本?!」こちらの記事をご覧ください
お風呂のカビ取りにおすすめの掃除方法
お風呂場で発生するカビは放置すると繁殖が広がり、見た目だけでなく衛生面でも問題を引き起こします。ここでは、カビを効果的に除去し、清潔なお風呂場を維持するための具体的な掃除方法を紹介します。
用意するもの
- カビ取り専用洗剤
カビに対して効果の高い専用の洗剤を使用します。市販のスプレータイプが便利で、目地や細かい部分にも吹きかけやすいです。 - ゴム手袋、マスク
カビ取り剤は強力な化学薬品を含むため、手肌を守るためにゴム手袋を着用します。また、洗剤の臭いやカビの胞子を吸い込まないようにマスクも必須です。 - スポンジ、ブラシ
カビをしっかり落とすために、スポンジやブラシを用意します。ブラシは目地用に細かいものや柔らかいものを選ぶと、効率よく掃除できます。 - 水拭き用の布
洗剤を洗い流した後の仕上げに使います。吸水性の良い布を選び、しっかりと拭き取り乾かします。
カビ取りの手順
- 換気をする
掃除を始める前に、必ず換気を行います。換気扇を回すか、窓を開けて新鮮な空気を取り入れ、カビの胞子や洗剤の臭いがこもらないようにしましょう。換気が不十分だと、作業中に有害なガスが充満する恐れがありますので、ここは特に注意が必要です。 - カビ取り洗剤の使用
カビが生えている部分にカビ取り専用洗剤をしっかりと吹きかけます。特に、タイルの目地や隙間など、カビが根を張りやすい箇所には念入りに塗布します。噴霧時には洗剤が飛び散ることがあるため、周囲の素材を傷めないように注意し、必要に応じてマスキングテープでカバーすることも有効です。 - 時間を置く
洗剤を塗布した後、すぐに拭き取らずに時間を置き、洗剤がカビにしっかりと浸透するのを待ちます。放置時間は製品の指示に従いますが、通常は15〜30分程度です。浸透が十分でないと、カビの根を取り除けないことがありますので、時間をしっかりと守りましょう。 - ブラシでこする
洗剤が浸透した後、ブラシやスポンジを使ってカビをこすり落とします。タイルの目地やシリコン部分などは硬いブラシでこすると傷つく可能性があるため、柔らかめのブラシを使用するか、スポンジで優しくこするようにします。汚れがしつこい場合は、再度洗剤を塗布してからこするのも効果的です。 - 水で洗い流す
カビをこすり落とした後は、十分な水で洗剤をしっかりと洗い流します。洗剤が残っていると、乾いた後に白い跡が残ったり、肌に刺激を与えることがあるため、念入りに流すことが大切です。また、流し残しがないよう、特に目地や隙間部分も十分に流します。 - 乾拭きで仕上げ
最後に、乾いた布でお風呂全体をしっかりと拭き取ります。水分が残っていると、再びカビが発生する原因となるため、鏡やタイルの表面を中心に、隅々まで丁寧に乾拭きします。特に湿気がこもりやすい場所は、徹底的に乾かすことが重要です。必要に応じて、再度換気を行い、しっかりと乾燥させましょう。
この方法で定期的にお手入れをすることで、カビの発生を防ぎ、清潔なお風呂場を保つことができます。
お風呂のカビ取りにおすすめの予防方法
お風呂場は湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。カビを予防するためには、日常的な湿気対策と掃除の習慣が重要です。以下に効果的な予防方法を詳しく解説します。
お風呂場の湿気対策
- 換気の徹底
お風呂場でカビを予防する第一歩は、湿気を効果的に排出することです。必ず換気扇を回し、湿気をしっかりと外に出しましょう。特に、窓がない浴室の場合は換気扇の役割が大きくなるため、入浴中から換気扇を回し続けることをおすすめします。さらに、入浴後30分から1時間は浴室内の湿気を完全に取り除くことが重要です。 - 定期的な乾燥
湿気がこもりがちな浴室を乾燥させることも、カビの予防に大きく寄与します。浴室乾燥機が設置されている場合は、入浴後に定期的に使用して浴室全体を乾燥させましょう。乾燥機がない場合でも、入浴後はドアを開けて通気を良くすることが有効です。また、特に梅雨の時期や湿度の高い日には、扇風機や除湿機を使用して浴室内の湿度を下げることで、カビの発生をさらに抑えることができます。
お風呂場の掃除習慣
- 週に一度のカビ防止掃除
カビを防ぐためには、定期的な掃除が欠かせません。週に一度は、カビ防止効果のある洗剤を使用して、浴室全体を軽く掃除しましょう。特に、タイルの目地やシリコン部分はカビが発生しやすい箇所なので、念入りに掃除することが大切です。掃除後にカビ防止スプレーを噴霧しておくことで、効果が持続しやすくなります。また、シャワーを使った後や洗顔後には、目に見えない皮脂や石鹸カスが残ることがあるため、これらがカビの栄養源にならないよう、しっかりと洗い流すこともポイントです。 - 水分を残さない
入浴後、浴室内に水分が残ることはカビの発生を促進します。そのため、壁や床に残った水分をしっかりと拭き取ることが非常に効果的です。シャワーで浴室全体を冷水で流し、温度を下げた後、スクイージーやタオルで水気を取り除きます。この作業は時間がかかるように思えるかもしれませんが、毎日のちょっとした努力がカビ予防に大きな効果を発揮します。特に、浴槽の縁や床の隅、蛇口周りなど、水がたまりやすい箇所を重点的に乾かすようにしましょう。
これらの習慣を取り入れることで、お風呂場を常に清潔でカビのない状態に保つことができます。日々の小さなケアが、長期的な快適さと美観の維持につながります。
まとめ
お風呂場のカビは見た目だけでなく、健康にも影響を与える厄介な存在です。しかし、日々の湿気対策や定期的な掃除を習慣化することで、カビの発生を防ぎ、清潔で快適な浴室環境を維持することができます。特に、換気の徹底や水分を残さない工夫、カビ防止洗剤の定期的な使用は、効果的な予防策です。
少しの手間を惜しまず、こまめにケアをすることで、お風呂場を常に清潔で心地よい空間に保ちましょう。
ナカソネ住設では、水回りのメンテナンスを専門に行っており、浴室を含む水まわりのトラブルに迅速かつ丁寧に対応します。そして、お客様にとって最適なプランをご提案し、納得のいく仕上がりをお届けいたします。
近年では水まわりのリフォーム事業にまで拡大をしております。
水まわりのことでお困り事があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
***************************************
転職検討中の方、求職中の方へ!
現在、メンテナンススタッフ(カスタマーエンジニア)を募集中です。
充実した研修制度があることにより、これまでの経験は問わず人物重視の採用となっておりますので、
ぜひこの機会にエントリーお待ちしております。