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【豆知識】お風呂の換気扇は24時間つけっぱなしにするのが基本？！
いつもナカソネ住設の公式サイトをご覧いただき、ありがとうございます。広報の宮田です。
お風呂の換気扇について24時間つけっぱなしにすべきかどうか、これはよく議論されるトピックの一つですよね。
実は、2003年に行われた建築基準法の改正により、全住宅に24時間換気システムの設置が義務化されました。
しかし、多くの人が「お風呂に入った後だけ、換気扇を回しておけば十分ではないか？」と考え、入浴後しか換気扇を稼働させていない人も多いのではないでしょうか？
本記事では、お風呂場の換気扇をつけっぱなしにしておくべき理由や正しい換気方法に焦点を当てて紹介します。換気の重要性や適切な方法を理解することで、健康で快適な住環境を維持する手助けとなるでしょう。
お風呂の換気扇をつけっぱなしにすべき理由
お風呂の換気扇をつけっぱなしにすることにはさまざまなメリットがあります。
以下に、その中から代表的なメリットを紹介します。
1. 空気の新鮮さの維持：
換気扇を24時間稼働させることで、浴室内の新鮮な空気が確保されます。外部から新しい酸素を取り入れ、室内の汚れた空気や不快な臭いを排出することで、常に清潔で快適な居住環境を維持できます。
新鮮な空気により、カビ菌や悪臭を取り除くことができ、浴室だけでなく部屋全体の空気を清潔に保つことにつながるでしょう。
2. 湿気の効果的な排出：
特にお風呂場は湿気がこもりやすく、これが原因でカビや雑菌が繁殖することがあります。換気扇を24時間運転させることで、湿気を素早く排出して、カビや雑菌の発生を防ぎます。
これにより、住宅内の衛生状態を向上させ、健康被害のリスクを軽減します。24時間換気扇を運転させることで、入浴後や調理時などに発生する湿気を素早く排出し、室内の湿度を適切なレベルに保ちます。
3. 悪臭の予防：
お風呂場の排水口に溜まった髪の毛や水垢、石鹸カスなどは悪臭の元となり、これらの汚れが放置されると、お風呂場に頑固な悪臭が漂う可能性が高まります。
定期的に換気扇を回すことで、悪臭を効果的に排除し、常に清潔で爽やかなお風呂場環境を保つよう心がけましょう。
4. シックハウス症候群の予防：
近年、室内の空気の循環不足が原因で、家具の材質から発生するホルムアルデヒドや住宅内にひそむダニやカビなどが原因となる「シックハウス症候群」と呼ばれる様々な健康障害のリスクが増加しています。
健康な生活を維持するためには、こうした有害物質を排除し、新鮮な空気を導入する適切な換気が欠かせません。
お風呂の換気扇の正しい使い方
お風呂の換気扇は、正しい使い方をしないとその効果が半減してしまいます。
まずは、基本の使い方をおさらいしましょう。
お風呂の換気扇の基本の使い方
・入浴後は必ず換気扇を稼働させる。
・湿気を十分に排出したら停止しても良いですが、24時間換気システムの場合は常にオンの状態が基本です。
・フィルターのこまめな掃除を心掛けましょう。
次に、お風呂の換気扇の正しい使い方について紹介していきます。
お風呂の換気扇の正しい使い方①：換気する際にはお風呂のドアを閉める
お風呂の換気扇を回す際には、お風呂のドアを閉めることが効果的です。
これにより、換気扇が浴室全体の湿気や臭いを取り除くのに効率的に働きます。
また、ドアを開けっ放しにすると、湿気が外に漏れて脱衣所の壁紙などにカビが発生する可能性もあるので、注意が必要です。
お風呂の換気扇の正しい使い方②：換気扇をこまめに清掃する
換気扇は湿気やカビ、汚れ、ホコリが侵入しやすい場所です。こまめな清掃で清潔に保つことが大切です。汚れたまま放置すると、換気扇を回すたびにカビやホコリをお風呂場に撒き散らすことになります。
使い捨てのフィルターを取り付けておくと汚れを防げます。月に一度はフィルターを交換し、年に一度は本体を分解して掃除することをお勧めします。
これらのポイントを守り、お風呂の換気扇を適切に使いながら、快適で清潔なバスルーム環境を実現しましょう。
お風呂の換気扇の使い方で注意すること
冬場の脱衣所と浴室の寒暖差によって引き起こされる「ヒートショック」は、冬の季節には注意が必要なトピックです。
寒冷な冬の日にお風呂に入ると、浴室と脱衣所の温度差がヒートショックの原因となることがあります。このとき、入浴中に換気扇を回さず、浴室から出た後に換気扇を稼働させることで、急激な温度変化を和らげることができます。
もし家族が続けて入浴する場合は、換気扇をつけずに浴室の温かさを保つことができますが、長時間換気扇を止めておくと、ダクト内部に結露が発生し、カビの発生原因となりますので、適度な時間で換気を行うよう心掛けましょう。
24時間換気システムを使用している場合は、浴室外にヒーターを設置して温度を維持するのも一つの方法です。寒冷な季節において、適切な換気と温度管理を行うことで、快適で安全な入浴環境を確保できます。
ヒートショックに関しては下記の記事もご参考ください↓↓
まとめ
このようにお風呂の換気扇をつけっぱなしにすることは、快適な居住環境の確保や健康の観点から重要であると言えます。
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